2月23日 交通安全対策について質問しました。

今日は府民生活部の審議の日。

私は交通安全対策について質問しました。

 大要をアップします。

 

 

予算特別委員会書面審査 府民生活部 2011年2月23日 日本共産党・山内よし子

交通安全対策について

【山内】本府の第8次交通安全基本計画が今年度で終了するが、進捗状況は。

 

【安心・安全まちづくり推進課長】

18年度から取り組んできたが、目標として掲げてきた年間の死者数を100人以下とすること、そして負傷者数を2万人以下にすることは、いずれも達成した。18年度から昨年度までの5年間、その前の17年度対比では、死者数は▲20%、負傷者数は▲26%と、一定の成果を得ていると考えている。

 

【山内】計画の基本的な考え方に「人優先の交通安全思想を基本とした施策を推進していく」と書かれ、重要な計画だと思う。死者数、負傷者数は目標を達成したということだが、積み残している課題、計画に書かれていて未達成の課題もあるのではないかと思うが、今後継続的に進めていくべきと思うが、どうか。

 

【まちづくり推進課長】一応目標は達成したが、すべてが了解というものでは決してないし、特に交通安全対策というのは、歩みを止めるわけにはいかない。毎日の積み重ねが重要。8次計画が基本にはなるが、これを踏まえて新たな計画というものを設定しながら、進めていきたい。

 

高齢者の安全について

【山内】ぜひお願いしたい。この計画の中にも、高齢者の安全が書かれている。バリアフリーと安全対策を一体的に進めることの重要性も述べられていてその通り。何十年か前に、どんどん横断陸橋を作った。今、横断陸橋はあるが、それが渡れない。下に横断歩道がないところを、高齢者や自転車、車イス、シニアカーなどが随分走っている交差点もある。バリアフリーと安全対策で、地元の警察署とも懇談を重ねて、いろいろと努力、改善していただいているところ。今後の方針について、国交省もバリアフリーと安全対策をやっていくということだと思うが、横断陸橋だけで横断歩道のないところについては、どういう方針をもっておられるのか。

 

【まちづくり推進課長】交通安全計画については、ご指摘いただいている交通道路の環境を始め、様々な要素がある。それぞれ所管するところが異なる。これを一つにして、京都府交通安全会議というものがあり、関係機関が参画している。この中で今後も議論していきたい。

 

【山内】小規模の交差点なら、地元の警察と道路管理者だけで話し合い、調整しながら改善していくことができる。大規模な交差点になると、国交省もからんでくる、市町村もからんでくる、警察もからんでくる、ということで調整も大変。地元の171号線の久世橋を西にわたったところに、上久世交差点という大変大きな交差点がある。大きな横断陸橋もある。全然横断歩道がなくて、その周辺を地図で図ると1キロほど横断歩道がない。周辺を含めるともっと横断歩道がなくて全然渡れない。高齢者は夜に、自分の家が目の前にあるんだけれども、500メートル行ってまた500メートル戻らなければいけないという状況の中で、横断歩道のないところをわたっていて、亡くなられるという事故も起こっている。そういう所は府内でも何カ所かあると思う。国交省に聞いたら、国交省も安全対策さえとれれば、道路改善をやりたいと言っている。ぜひそうした箇所もつかんでいただいて、改善に力を貸していただきたいが、どうか。

 

【まちづくり推進課長】いろんな分野、所管が分かれているところもあって、国交省も含めて、この交通安全会議の方には参画いただいているので、その中でしっかり議論しtげいきたい。

 

 

信号のない交差点の安全対策

【山内】住宅街の十字路のような交差点で、一旦停止の表示があるがなかなかそこで車が止まらず突っ込んでくるというような所もたくさんある。ドライバーのモラルの問題と言ってしまえばおしまいだが、子どもたちが多いような地域では非常に危険。一旦停止の表示をわかりやすくすることだとか、取り締まりを強化することなどは、取り組んでいただいていると思うが、道路の形状を変えていく、例えば交差点の中心部を盛り上げて高くするとか、舗装の色を変えてジグザグの舗装にして、コミュニティ道路のようにするとか、こういう取り組みも進んでいるが、今後どうされていくのか、方針をもっておられるか。

 

【まちづくり推進課長】道路環境の整備という部分についても、これまでやってきたことで十分と言えない部分もある。これも今後、第9次の計画の中で、しっかり議論しながら、そういう道路環境の整備に十分な力を入れていきたい。

 

【山内】第9次の交通安全計画をこれから立てるということか。

 

【まちづくり推進課長】現在、中間案を策定中。本議会でも報告する段取り。

 

【山内】今度の第9次の計画には、先ほど言ったことも盛り込んで、道路の形状等についても、ぜひ言及していただいたような計画になるよう願っている。

 

鉄道の安全対策

【山内】計画に鉄道の安全対策についてもふれられているが、ホームからの転落事故が後を絶たない。今年1月に国土交通大臣が、ホームドアやホーム柵の整備を進めるという決意を示された。京都府内の駅のホームの危険性について、どのように把握しているか。

 

【まちづくり推進課長】個別の駅の危険性は把握していない。

 

【山内】第8次基本計画の中に、「プラットホームからの転落事故に対しては、列車の速度が高く、かつ1時間当たりの運行本数の多いプラットホームについて、非常停止押しボタンまたはプラットホーム下の転落退避スペースの確保等、適切な安全対策の推進を図る」ということが述べられている。具体的に府内の駅の状況を書く必要があると思うが、どうか。

 

【まちづくり推進課長】

鉄道管理者の方で対策をしっかり進めていただいているということ。私どもで把握できていない。

 

【山内】すべての駅について京都府が把握するというのは難しいと思うが、一日の乗降客数が5000人を超える駅だとか、転落の危険のあるところ、また過去に転落事故のあったホームなどを重点に、柵の設置などの安全対策を、計画にあるのだから、関係機関と連携をとっていくべきだが、いかがか。

 

【まちづくり推進課長】今後、第9次の計画を策定していく中でも、しっかりと協議していきたい。可能な範囲で、実態把握にも努めていきたい。

 

【山内】具体的に言うと、JR長岡京駅では、2005年4月にホームに転落した男性を助けようとして、転落した男性と救助しようとした男性の二人が列車にひかれてなくなっている。同じ場所で親子心中、子ども二人とお母さんが飛び込み、子ども一人が助かったということもあった。ちょうどホーム柵が切れたところから転落、飛び込みがあった。長岡京市長も当時、JRに要望されている。この場所は把握してほしい。JR山科駅は転落した場合のホーム下の退避場所がない。転落したらよじ登るしかない。JRはホームの下を削るとホームが崩れて危険と言っているが、いろんな方法があるはず。ここも検討してほしい。JR嵯峨野線の太秦駅もホームが狭くて危険という声が出ている。JR西大路駅は、一日の乗降客数が3万人を超える非常に利用の多い駅だがエレベーターがない。階段が非常に危険。ホームも狭くて、新快速等が猛スピードで通り過ぎていくということもあって、ここも柵の設置が必要。これらはすべて住民から要望が出されている。私たちも努力して、京都府の交通安全対策の部署とは連携をとっていきたいが、ぜひこれらは把握していただき、具体的に改善が進むように努力してほしい。

 

【まちづくり推進課長】何カ所かご指摘いただいた。今後計画を進めていく中で、しっかり検討して取り組んでいきたいと考えている。

 

【山内】ぜひよろしくお願いする。