7月25日 委員会の調査で福島に

 

 府民生活・厚生常任委員会の調査で、福島県、郡山市にある避難所「ビッグパレット」を訪問し、県の運営支援チームの天野氏と京都災害ボランティアセンターの吉村氏からお話を伺いました。

 「ビッグパレット」は震災直後は2500名、現在約250名の方々が避難生活を送っています。

 原発の事故を受け、全く情報が入らない中で、必死になって逃げた人たち、さらに15日には3号機で「水蒸気爆発」があり、その日の夜中に再度避難命令。

 「風向きによっては2時間で死の灰がふってくる!早く逃げろ」と、翌日何千人という住民が「ビッグパレット」にたどり着いたのだそうです。

   それからが大変で、自ら被災した県や市町の職員、災害ボランティアのスタッフが不眠不休で活動を始めたのです。  

 「命を守ること」・・・・それだけを考えて活動を始めましたが、運営に当たっていた職員の中から自殺する人もでるなど、悲惨な体験をしてこられました。

 広い避難所を案内していただきましたが、避難所の外に「命を守る物」があるというので見せていただきました。 バケツとざるです。

 カップラーメンの汁を捨てるところがなく、汁を飲み干して高血圧になるのを防ぐために用意されたものでした。

 マスコミの報道では伝えられないような避難所の過酷な実態も伺うことができました。

 現在は人数も減ってきて、プライバシーを確保するための仕切りなどもあり、若干落ち着いてきているようですが、避難しておられる方々は大きな苦しみを背負い、県や市町の職員の皆さん方、ボランティアの方々の活動に深く敬意を表します。

「命を守ること」・・・・次のステップは「自治を守ること」ということも教えていただきました。

 ちなみに常駐のボランティアの方々も仕事を持ちながら、週5日間は仕事に行き、2日間は避難所の運営に携わっておられます。

 すでに3ヶ月、4ヶ月とこうした支援を続けておられますが「私も子どもがいるので、夏には1日だけお休みをいただきます」とおっしゃっていましたが、ボランティアも生半可なボランティアじゃないんだ、と実感しました。

 晩、食事をしている最中にも震度3の地震がありました。

 一般のボランティアの方々の「釘の踏抜き事故」なども大変多いようですし、被災した方を緊急雇用して瓦礫の撤去などを行っていますが、死亡事故まで起こっているそうです。

 

 私は阪神大震災の時にボランティアに参加しましたが、その時は日帰りでした。 なんとか時間を見つけてせめて4~5日ぐらいのボランティアしかできませんが、参加したいと思っています。